Movie Review (Click Here to Go Back Home)
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2010年06月27日(日)20:27 
鉄腕アトム 1st & Final エピソードDVD ★★★
ああそう、そういうこと、という感じのDVD。アトム誕生の秘密と女の子の脚の秘密。

2010年06月27日(日)20:19 
9 ★★★★★

まだamazon.co.jpでは販売されていないので、amazon.comからBDで購入した。

いきなり不可思議な世界に導入され、追いかけられて逃げまくる状況に突っ込まれる。このあたり、何だ何だという感じなのだけど、徐々にその世界ができてしまった原因や、9達が作られた理由などが明らかになる。シナリオ的に、最後の昇天のあたり、ちょっとジンワリと来てしまった。

なかなかのできばえ。

CGも見事。この作品では特に重量感がうまく表現されている。単に音でごまかしていない。CGの進歩も凄いものだと思った。

これは当たり。ちょっとおまけして★★★★★。

2010年06月25日(金)23:52 
Shutter Island ★★

たかが1人の精神障害者の治療のために、精神病院がこれほど大がかりなRole Playingをする筈が無く、その意味では不自然きわまりない。だから最後までどんでん返しがあることを期待してしまった。しかし、どんでん返しをするためには、辻褄あわせが困難すぎるし、もうどうしようもないな、という感じで見ていた。ただ一つの期待は、シュールなまとめ方にして、現実とは何かを考えさせるような深い方向にもっていくのではないか、ということだったけど、Scorseseがそんなことをする筈もなく、エンタテイメントに終始してしまった訳だ。

2010年06月25日(金)19:54 
René Laloux

La Planete Sauvage ★★★★
奇妙な生物など絵的に面白い

Les Escargots / Comment Wang-Fo Fut Sauve ★★★
まあまあ

Gandahar ★★★
まあまあ

Les Maitres Du Temps ★★★★
かわいそうな話。シナリオが割と良い。

2010年06月13日(日)12:59 
Steve Vai - Visual Sound Theories ★★★★
いいけどちょっと疲れた(^_^;)

2010年06月13日(日)10:50 
川本喜八郎作品集 ★★★★

ストップモーションアニメとしては面白い, 2010/6/13
By pfd00343 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 川本喜八郎作品集 [DVD] (DVD)
日本のアニメ作家としてはなかなかの才能ある人物だと思う。ただ、個人的には天野可淡が大好きなこともあって、人形作家としての川本喜八郎には不完全さを感じてしまう。思うに、天野可淡がアニメーションを作ってくれていたらどんなにか素晴らしかっただろう。残念だ。まあ、人形については好みの個人差が大きいから、この点はいかんともしがたい。

それはともかく後期の作品は完成度が高い。初期の花折りは人形の動きも不自然だし退屈で見ていられなかった。

もうひとつ、英訳を担当しているAnn Herringという人。この人の英訳は実に実に素晴らしい。和文英訳の教典と思ってサブタイトルを読んでもらっていいくらいだ。どうやら法政大学の教授だったようで2009年に定年されている方らしい。このサブタイトル、是非ともお勧めだ。

2010年06月11日(金)23:01 
Astro Boy ★★★★
これはこれで別の作品と見れば、絵も綺麗だし、筋もちゃんと出来ていて良い。ロボット3原則がしばしば顔をだすところが煩わしいのが欠点か。

2010年06月11日(金)19:41 
Snuff ★
伝説の殺人フィルムなら、もう少しきちんとした作り方をして欲しいものだ。

$9.99 ★★★
こういうきまじめな内容だから役者を使ったリアルな映画には向いていないのだろう。ストップモーションを使った理由には、他に椅子がしゃべるとか、天使がでてくるとか、小人がでてくるなんてところもあるけれど、ともかく変わった雰囲気の作品。ちょっと面白いけど、特に面白いわけではない。

2010年06月11日(金)13:46 
Commander in Chief ★★★

家族に翻弄させられる女性大統領, 2010/6/11 
By pfd00343 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: Commander in Chief: Inagural Edition - Part 1 [DVD] [Import] (DVD)

テレビドラマとしては比較的良くできている。シナリオ的にはそれぞれに山場もあるし、関係者の演技も悪くない。全般に室内ドラマで映像的な迫力に欠けるのは、まあホワイトハウスが舞台だから仕方ないだろう。

前大統領の突然の死去によって昇格した女性大統領Mac。この設定は、基本的に状況に対して受身的になってしまっている彼女の態度を説明するものだ。とにかく色々な事件が起きる。それに対応するというのがシナリオの基本。彼女自身の政策は明らかになっていない。強いて言えば人権主義というところか。しかしスタンスは分かるが施策が明確でない。これは副大統領から昇格したJohnsonあたりもそうだったかもしれない。基本的に攻めの姿勢ではないのだ。

家族がホワイトハウスに暮らしていて、その家族の問題を抱えた母親としての姿と、一国の大統領である立場との調整の妙というあたりがシナリオの基本になっている。ただ、昇格大統領だから、女性大統領だからといって、こんなに家族に引きずられているようでは実際には駄目でしょう。家族は割り切って切り捨てなければ大統領はできない。人間的大統領なんて、どこかの小さな公国あたりなら可能かもしれないが、アメリカだったら無理なはず。

もうひとつリアリティを削いでいるのは登場人物が限定されていること。Nathanがしょっちゅう出てきて敵役を演じているが、大統領ともなれば、党内にも党外にも敵は沢山いる。それがホームドラマ的な人数でドラマ構成せざるを得なかった(そうでなければ視聴者の認識限界を超えてしまう)ため、どこかの小国の大統領という感じにしかなっていない。

まあ、批判的に見ればそんなところが気になったが、全10話、427分を二日で見てしまったのは、それなりに面白いといえるからだろう。

2010年06月11日(金)12:16 
無残画 ★★
事件を報じるレポーターが実は事件の被害者だったというトリックは、まあ多少智恵を絞ったな、と思わせる。しかし登場人物の証言なんかが棒読みで、キャストミス・・といってもまともな役者を雇うカネがなかったのだろうが・・、それと演出ミス。スナッフなどとは縁遠い代物。

2010年06月08日(火)19:47 
The Texas Chainsaw Massacre - The Beginning ★★★★
低音の効いた音響も良いし、テンポの良さも良い。最近のホラーの良さがうまくでている作品だと思う。ただし審美的に見ると、Hewitt Familyの猟奇性が美しく作られていない。そこは第一作に負けている。

The Texas Chainsaw Massacre ★★★
三回目くらいか。上の作品を見た後だと牧歌的に感じてしまう。スプラッタ性も低いし、恐怖の演出がだるい。けれど骨で作った作品など、醜悪で猟奇的な美しさの追求においては優れている。

For the Boys ★★★
Bette Midlerは美人ではないけれど歌は上手いし演技も上手い。しかし老人になったときの特殊メイクのできは今ひとつ。

Selena Live ★★
ちょっとおでぶすぎやしませんか。1995年のThe Last Concert in Houstonだそうだけど、楽しげに踊る彼女の雰囲気は良い。殺されてしまったのは確かに残念だ。

Must-Technique 25! Drums ★★
ドラムがワンパターン過ぎるので、25パターンがあるといってもいまひとつ。教則ビデオになっていない。

2010年06月06日(日)08:54 
Embryo ★★
SFものは、その科学的根拠らしきものが、それなりに科学的っぽくないと面白さは激減。そういうサンプルとして見ればSFのあり方を考える素材にはなる。

Pigs ★
撮影、音、最低。シナリオ、最低。時間の無駄・・と思って、仕事しながらほとんどを音だけ聞いていた。

2010年06月05日(土)23:38 
Life Is a Bed of Roses (La Vie Est Un Roman) (1983) ★★
4.0 out of 5 stars Another difficult but worthwhile Resnais film, March 24, 2008 By Tim (TN, USA)あたりが好意的な解釈だと思う。しかしこれはやはり失敗作でしょう。実験的ではあるかもしれないが。

2010年06月05日(土)18:55  L'amour a Mort (Love unto Death) ★★★★★
L'amour a Mort (Love unto Death) ★★★★★

Alain Resnaisはテーマに対する執着心が強い。徹底的にそのテーマを追求しようとする。その姿勢は良いと思う。

この映画ではAzemaもいい演技をしている。もともと舞台俳優だったらしいが、どうも喜劇から入ったもんで誤解していたようだ。

HDに保存することにした。

2010年06月05日(土)17:14 
I want to go home ★★★

Alain Resnaisの喜劇は、どう受け止めたらいいのか戸惑うことが多い。単純な喜劇として見るとそんなに面白くないんだけど、あまりシリアスでもなさそうにみえる。どういうつもりで作ったのか、どこかに落とし穴がしかけてないか、心配になる。

単純な文化のずれを指摘した映画ともいえない。アメリカ批判なのかというと、表面にはでていない。ただ、クレジットがフランス語なのに、アメリカ人を主人公にしたからか音声は英語が主体。そもそも観客に誰を想定していたのか不可思議。もちろん日本人が見ることなど考えてはいない(^_^;)

2010年06月05日(土)17:11 
Colarine ★★★★

3Dを除けば良くできた作品だ, 2010/6/5
By pfd00343 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: コララインとボタンの魔女 3Dプレミアム・エディション<2枚組>(初回限定生産) [DVD] (DVD)

立体眼鏡も入っているというのでamazon.comで買ってみた。DVDは表面が2次元、裏面が3次元。掛けにくい紙枠の赤青眼鏡をつけてさあ出発。ところがどっこい両眼視差を使った立体感の表現を勘違いしているのか、立体感のある場面もあれば、でてこない場面もあり、眼がぐるぐるしてしまって30分で敗退。あとは眼鏡を外して見た。遠近感の表現には特に力を入れた作品で、頻繁に利用される運動視差、強調された線形遠近法など、両眼視差がなくても遠近感を楽しむことができる。その両眼視差だが、制作スタッフは、眼に近いものほど視差が大きくなり、遠方のものは視差がなくなるという基本的な知識が欠落していたのではないだろうか。距離によって視差が異なるというだけの知識から制作しているようで、なんと、遠方のもののほうが視差が大きくなっているカットが結構多かった。何なんだこれは、という印象。通常は視差のついていない字幕が一番手前にでて見えたことから、遠方ほど視差をつけるべきだと勘違いした可能性はある。それならむしろ字幕に常に一定の視差をつけて手前に見せて、安定した両眼視差を提供すればいい。ともかく両眼視差の技術に関しては最悪だった。ただ、運動視差の表現は実に巧みに使われていて、これは奥行き知覚の心理学の授業の教材としては(批判的に見るならば)最適かもしれない。

さて、作品としてはとても面白い。ボタン目玉ってぬいぐるみではおなじみのモノで可愛いはずなんだが、あのお母さんの顔は初っぱなから恐ろしかった。ボタンの色のせいなのか、ともかく目玉がえぐれているような顔はとても恐怖。悪役の魔女だから、それでいいのだけど、だけど顔が恐いと悪人だという観念を植え付けてしまいかねない-昔から子供映画はそうだったけど。ともかく人形の動きもCGもとても良くできていたし、さらに原作がいいからなのだろうか、筋書きもとても良い。単純な恐怖シナリオといえばたしかにそうなんだけど、夢の世界の怖さとか、パラレルワールドの怖さとか、色々な要素が入っている。でも逃げるときは逃げるけど、果敢な主人公コララインの姿勢はとても良い。子ども達に勇気を与えてくれるんじゃないかな。目玉というアイテムを集めて亡者となった親子を救ったり、両親を救ったり、と大活躍だ。コララインにしても黒猫にしても、決して顔を可愛くつくってあるわけじゃないけど、何となく愛らしさを感じる。

とても良い作品だったと思う。両眼視差でマイナス★だけど、それがなければ★五つ。

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