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もじゃりんの日記
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Le Journal d'une Femme de Chambre ★★★Bunuelの作品の特徴のひとつは、登場人物が首尾一貫した人間像として描かれず、その断片の集積として描かれているところにあるようだ。だからJeanne Moreauの小間使いの行動も、映画を通して見ると理解しにくいところがある。フェティシズムを含んだ性的な描写が多いけれども、それはこれも入れよう、あれも入れよう的に突っ込まれた感じがして、気の向くままにキャンバスに絵の具を投げ込んだようなものに見える。その組合せ、たとえばラストの稲妻のような意表を突いた組合せの妙を楽しんでいるような気がする。観客としては、べつに当惑する必要はない。ふーん、でいいと思う。
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