ブログを作成 |
|
|
|
もじゃりんの日記
│<< 前へ │次へ >> │一覧│ コメントを書く│組織人の視点
カテゴリ:カテゴリ未分類
組織に自我関与しすぎていると、また自己の存立基盤を組織に求めてしまっていると、組織の視点でものごとを見るようになってしまい、バランスのとれない見方をしてしまうことがある。ひいては客観的情勢を把握することができなくなり、組織崩壊、さらには自己崩壊にまで至る。 現在の民社党がそうであり、以前僕の所属していた組織もそうだった。おそらく仕分けで廃止や事業停止が決定した独立行政法人も同じような状況だろう。考えてみれば崩壊の間際の組織が別の組織を崩壊させようとしているのだから変なものだ。 そういう状況にあると、人はその組織がなぜ問題を抱えているのか、そもそもどこが問題なのかを冷静に客観的に見ることが出来ない。トップのレベルでは駄目だと分かっていても、それを口に出すことが出来ずに成員の気持ちを引き締める発言をする。成員の側では、それを頼りにして頑張らねばと考えてしまう。その成員の気持ちがもとにもどってトップを縛り付ける。こうして組織は自分たちだけの方向に向かっていってしまう。 │<< 前へ │次へ >> │一覧│ コメントを書く│ 一番上に戻る│ |