ブログを作成
026543 ランダム
レヴィ・ストロースの悲しき熱帯… (映画・TV)楽天ブログ 【ケータイで見る】 【ログイン】
わたしのブログ
ホーム 日記 プロフィール オークション 掲示板 ブックマーク お買い物一覧

PR

Recommend Item

Let's link!

>>お気に入りブログに追加
ブログが更新されると
メールでお知らせします

Keyword Search

▼キーワード検索

Rakuten Profile

設定されていません

Calendar

Rakuten Card

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…

Freepage List

Mobile

>>ケータイに
このブログの
URLを送信!

Headline News

Rakuten Download

 

もじゃりんの日記

<< 前へ次へ >>一覧コメントを書く

2010年09月03日
楽天プロフィール Add to Google XML

レヴィ・ストロースの悲しき熱帯を読んで

カテゴリ:カテゴリ未分類
本書の1,2を通読(といっても関心のないところはとばし読み)した。1の大半は、フィールド調査にでかけるまでの話で、調査といっても大変な作業であり、その準備には金もスタッフも現地雇用スタッフも必要だし、いろいろな部門との調整も必要になる。また事前にそれまでその地域に入った人たちの資料をきちんと調べておくことが大切である、ということも分かる。これらの点が、いわゆる単なる紀行文とは違うことろだろう。

各部族について書いてある1の終わりから2にかけての部分では、価値相対主義の考え方にもとづいた、原住民の観察記録が書かれている。ただ著者は常に考えてしまうタイプの人間であり、まあ当然ながら文化人類学者としては必須の資質ともいえるのだが、そうした考え方が面白い。

そして現地に入って見たもの、経験したものについて、それなりに「構造」に類するものを整理している。半族に関する記述、ボロロ族の社会構造に関する図式的表現、ナンビクワラ族に見られる一夫多妻制と同性愛の許容に対比してトゥピ・カワイブ族の一夫多妻制と一妻多夫制によるバランスの取り方についての技術などには、図式的構造化、概念図式の重要性が見て取れる。

彼の構造主義は、こうした図的概念表現をしたり、その中における変換構造を記述したりすることが出発点になっており、ここではむしろ構造主義というよりは、構造表現アプローチといった方がいいようにも思える。これらのアプローチは、社会学や心理学などでも使われているものであり、取り立てて新規であるとは思えない。実に素朴な実証主義的アプローチといえ、その点では共感できる部分が多い。





楽天SocialNewsに投稿!

Last updated  2010年09月04日 07時03分12秒
コメント(0) | コメントを書く




■コメント


<< 前へ次へ >>一覧コメントを書く一番上に戻る

Powered By 楽天ブログは国内最大級の無料ブログサービスです。楽天・Infoseekと連動した豊富なコンテンツや簡単アフィリエイト機能、フォトアルバムも使えます。デザインも豊富・簡単カスタマイズが可能!

Copyright (c) 1997-2012 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.