User Experienceに関するセミナー(ワークショップ)が9月に開かれるもんで、その事前資料としてwhite paperなるものが送られてきて、今日はそれにコメントを付けていた。自説がかなり明確になってきているので、たくさんのコメントを付け、さらに図表まで追加してやった。セミナーではやはり終了後に宣言文のようなものを作成し、それを一般公開するらしいのだが、さてさてどこまで僕の意見が反映されることになるか。
それにしても旅程の作成に手間取った。近くに空港がないもんだからLuxemburgに着いて、そこからTrier経由でMerzigというところに行き、そこからタクシーで現地入りする。ただし列車もタクシーも予約をしなければいけないというから面倒な話。しかも列車は空港から成田エクスプレスのようなものが出ているらしいのだけど、そのチケットはTrierまでしか予約できない。それでタクシーの予約をしろったって、TrierからMerzigまでの列車の時間がわからなきゃできたもんじゃない。しかもLuxemburgからTrierに行く列車は一日に3本しかない。なんということだ。おまけに水曜から始まるから火曜日についても部屋がないという。だから火曜日はDagstuhlの近くのWardenという町に泊まらなければならないらしくて、それはインターネット予約ができない。まあメールで予約ができるらしいから少しはマシだけど。
そんな感じで前後にLuxemburgの宿泊を入れ、そちらは楽天で予約を入れた。まあ少しはLuxemburgの観光もできて白ワインも飲めるだろう。しかしチョコレートには興味はない。あとは遺跡見物かな。なんだか気温が低いらしくて湿度が高いらしい。どんな案配なんだろうか。
Dagstuhlというのはセミナー会場のようなところでSchlossとなっているからSchoolなんだろうけれど、実態がよくわからない。宿泊はそのセンターになっていて、そこはシーツをとって部屋に行くという、まあセミナーハウスなんだろう。音楽でいえばDarmstadtのようなものかもしれない。まわりには自然が豊かでネット環境は完備してあってグランドピアノがあるとか書いてあるけど、基本的にセミナーハウスってたぐいは苦手。いかにもお勉強しましょうという雰囲気がいやだ。夜になったらみんなで飲み屋にでかけて、という方が良い。
しかしまあ仕事だから仕方ない。NoamやGilbertやVirpiに会えるし、NigelとはNordiCHIの打合わせをするし、Hassenzahlにも会えるし、内容は濃いと思う。