ちょっくら書いておかないと頭が落ち着かない。Mylene Farmerは僕の女神。DVDもCDも全て持っているし、VHS(PAL)すら持っている。それを見るために昔PALが見られるビデオデッキを買った程の狂いようだ。彼女の書いた本(絵本)も持っているし、カレンダーも持っている。これは立派なきちがいファンだ。
もう20年以上前からのファン。最初は歌がすきだった。声がすきだった。それから映像が手にはいり、のめり込んだ。さらにDVDになり、BDになり、もう発狂寸前。
なぜ日本で人気が出ないのか本当に不思議だ。パリでのコンサートでは彼女が登場するだけで頭を抱えてしまう観客がいたりする。たしかに、それくらい神秘的に神々しく登場する演出もされている。彼女のコンサートはまったくパーフェクト。こんなに凄いコンサートは日本では経験したことがない。欧米で行ったコンサートでもない。フランスで売り切れてしまうから、チケットは買いようがない。いま48才。Avant que l'ombreというタイトルは自分の年を考えていたからかもしれないが、 何とか見たい。しかし60になったらコンサートやるだろうか。70になったら、たぶんやらないだろう。いわゆるシャンソン歌手なら年とってもそれが味になるけれど。でもBrigitte Fontaineなんて結構な年でもステージに立っていたし、Jane Burkinのステージは東京でみた。あんな感じでもいいからやっていて欲しいものだ。Joni Mitchellは完璧なおばあちゃんになってしまったから、まあ、ああなったら無理だろうけど。
実像なんてどうでもいい。Mylene Farmerの二つの顔なんて本がフランスではでているけど、別に実像はどうでもいい。演出されたMyleneがいいのだ。
それにしてもプロデュースがいいんだろう。あれだけのステージを細部にわたって作り上げるのは大変なことだ。頭が破裂しそうになるに違いない。いや裏方はどうでもいい。表のステージが良ければいいのだから。アルバムが良ければいいのだから。
あと、あのドラムの小錦風おやじ、なかなか可愛い顔をしていて凄いドラミングをする。あれも良い。いや、しかしMyleneだ。Myleneだ。MYLENEだ。
いま、Stade de FranceのBDをMakeMKVでリッピングして、それをVLCで見ていた。しかし、リッピングすることで一種の安心感はあるけれど、パソコンのモニタで見るよりはハイビジョンテレビで見た方がいい。・・・それにしても、今日はちょっと仕事のペースが遅くなりすぎた。反省。