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もじゃりんの日記
│<< 前へ │次へ >> │一覧│ コメントを書く│水とお湯をかきまわすと
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冷たい水風呂に入っているとき、水をかき回すと余計に寒くなる。反対に熱い風呂に入っているとき、お湯をかき回すと余計に熱くなる。要するに冷たいか熱いかで反対方向に感覚的印象が強くなるのだ。 昔からこれが不思議でしょうがなかったのだけど、考えてみれば当然なのかもしれない。要するに体温を基準としてみれば、体温より冷たい水であれば、それをかき回すことによって時間あたりの水の接触量は増え、より体温が奪われることになる。反対に、体温より熱ければ、それをかき回すことによって、同じく時間あたりのお湯の接触量は増え、より体温よりも熱せられてしまう。そういうことなのではないだろうか。 以前学生の頃、知覚心理学の先生にこの話をしたら、それは水の粘性の問題で感覚的順応の話とは違うのではないかといわれたけど、粘性の問題ではなさそうだ。順応については、水風呂に入っていてもじきに慣れてくるのは確かに順応の話なんだけど、それはベースラインが何度になるかの話であって、単位時間あたりの熱量の話とは違うんだろう。 │<< 前へ │次へ >> │一覧│ コメントを書く│ 一番上に戻る│ |