この火曜日にCitroen C3からPeugeot 206 CCに車を変えた。いろいろあって購入した業者は筑波にあるところになったのだが、行きはCitroenでカーナビがあったから良かった。しかしそのカーナビは2DINタイプで1DINしかスペースのない206CCには取り付けられない。それで、そのまま下取りにだすことになった。
そのため帰り道はカーナビなしで筑波から自宅に帰ることになった。
筑波でカーナビを売っているオートバックスやイエローハットを探したけど、結局見つからず、カーなんたらという店をみつけたけど、1DINタイプは一種類しかなくて22万円以上して取り付け費用がさらにかかるということでやめた。しかし、そうしてウロウロしていても、カーナビがついてないので超不安。自分がどこにいるか分からず、しかもあたりは夕方すぎて真っ暗になっていた。
カーナビのない時代だったらこんなことは当たり前で、それなりに運転してしまっていたのだろうけど、新しい車でまだ調子がよく分からず、操作についても不確かで、しかも真っ暗で、未知の土地にいるということから不安感が募り、それは大変だった。相当に緊張してしまっていた。
結局カーナビの取り付けはあきらめて帰宅することにしたけれど、まず高速のインターが分からない。ともかく大きな国道らしき道を、青地に白文字の案内表示板を頼りに走ることにした。筑波の田舎道は真っ暗。まったく困った。
なんとかインターにたどり着いたが、高速を走っていても、未知の地名がでてくるから、どこのジャンクションでどちらに曲がればいいか分からない。しかも超渋滞。もう筑波なんか来るもんか、とも思った。
苦労の果て、3時間くらいかかって自宅にもどった。筑波に勤めていたら、こんな渋滞も覚悟しなければならないと思ったら、普段は遠距離に感じる幕張勤務がラッキーと思えた。
その後、二日たってから幕張のオートバックスでカーナビを購入した。幕張に行く道は慣れているからカーナビがなくても安心。ああ幕張で良かったと思った。
オートバックスで最初に聞いた店員はナビのことが分かっておらず、ちと頭にきた。店員を交代してもらったら、そのちょっと可愛い女の子は実に丁寧に調べてくれた。車の中を見て、カタログを入念に調べ、サンヨーのゴリラの7インチがGPSの外付けアンテナで利用できること、シガレットライターからでなくエンジンキーに連動して電源を入れられることなどが分かり、それにすることにした。値段も工賃含めて10万円。206CCに2DINスペースがあれば、工賃だけで交換できたのにと思うとちと悔しかったが、Panasonic以外のカーナビを経験してみるのもインタフェース研究としてはいいかと思ってそれに決定した。取り付けに2時間待たされたけど、やはりカーナビが付いていると安心できる。
ただ、デフォルトが照度センサーオフになっているらしく、まぶしくて、しかもそれがフロントグラスに反射するのでちょっと運転しづらかった。今度設定を変えることにした。
ともかくこうしてカーナビが付いて「ここはどこ」状態から脱出することができた。カーナビへの依存がこんなにすごいものだとは思わなかった。