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もじゃりんの日記
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できれば全部採択してあげたい。しかし言葉遣い(英語については日本人であればそこそこ内容が理解できれば良しとしているが日本語でも分かりにくいのが時々ある)がひどくて内容が理解できないもの、研究発表なのか実践報告なのか分かりにくいもの(実践が実証になるという考えなのかもしれないが)、論理が途切れていたりするもの、結論として何をいいたいのかわからないもの、研究としての意義が理解できないもの(これが一番やっかいで、意義のある研究とは何かという重要な問題に関係する。レビューアの専門度によって当然理解度は異なるだろうし、その人の研究の方向性や立場によって否定したくなるものもあるだろう。とてもむつかしい)なんかについては、ネガティブな評価をつけることになる。その合計があまりに低いと不採択という結論にすることもある。どちらかというと好意的に見ているつもりなのだけど、結構僕の不採択率は高い。経験的に50%くらいかな。
話題は飛ぶけれど、裁判も同じようなものだろう。人が人を判断し、それに結論を下す。むつかしいけれど、そういって判断放棄していては社会は動かない。 │<< 前へ │次へ >> │一覧│ コメントを書く│ 一番上に戻る│ |