昨日は嫌なことがあった。

子ども達との面会交渉についての審判内容を実施してくれるように求めた調停に、相手方が最初から出頭してこず、裁判所からの何回もの連絡をまったく無視したため、調停が成立せず、とうとう調停不成立となってしまった。時間枠は二時間あったので、調停委員や調査官と話しをして、ともかく不成立になってしまう、ということを確認した。残された手段はない。

最後に裁判官から不成立にしますか取り下げにしますかと聞かれ、自分の気持ちを表現したいから不成立にして欲しいと答えた。そのあとで調停委員や調査官に挨拶をしていたら涙がぽろぽろと出てきてしまった。

審判内容を受け入れておきながら、それを無視し、調停にも全く対応しないという相手方の心理が解せなかった。審判内容に不満があるなら不服申立をすべきなのに、それをせずに審判を成立させておきながら、それを無視する。日本の司法制度をないがしろにするような態度に腹が立ってしかたがなかった。

もう家庭裁判所にくることはないだろう、と建物をでながら写真をとった。子ども達へのつながりの幾ばくかの記録だ。