そういうものがあるらしい。お客さんがだんだん増えるにつれてうれしくなってどんどん書く。だけどあるとき、そういう期待に応えるのがしんどくなって突如消えてしまう。ようするに、時間軸に対して右上がりで、右端が突然切れているような分布になるわけだ。
わかる。自分のMixiもそうだった。やめたのは違う理由だったけど、やめてみてサバサバすっきりした気持ちになったのは確かだった。
とにかくマイミクが増えるのは楽しかったし、アクセスが増えるのも楽しかった。これは人間として当然でシンプルな欲求だろう。来ている人たちがリアル世界のように相互に知っているわけではなく一方的なものだから、ちょっと放置しても離れていってしまうことを知っている。だから馬車馬のように書き続けなければ、と考えてしまう。
今回、このブログを作ったときは、その反省がある。一日のアクセスが仮に0人であっても構わない。読みに来るというのは責任を伴わない行為だし、それだからブログ閲覧は楽しい。リアル友であれば、お互いにそれなりの責任、というと大げさだが、それなりのからみが生じてきて、それがうざくなることすらある。それがないのがバーチャルのネットの世界の、ある意味では良さだと思う。
そんなわけで、ブログに来てくれる人たちがいるのはそれなりに嬉しいけど、気にせずに書くことにする。本来は自分のための日記だったのだから。